現在入手可能な、甲斐善光寺関連の書籍の内容と、購入方法を紹介します。
 
■ 購入方法
1、2は、部数が少なくなっておりますが、善光寺金堂内寺務所にて委託販売しております。1は4,500円、2は5,000円の割引価格でお求めいただけます。
 
3〜5は、善光寺境内特設売店「かぶとや」にて、お求めいただけます。御遠方の方は、お近くの書店にお申し込みいただくか、出版社にリンクしておりますので直接お申し込み下さい。

1.吉原自覚著/小林正道・吉原浩人編『覚醒への道標』 東洋文化出版 1984.6 定価4,800円+税(A5判)

善光寺第六十七・六十九世住職、吉原自覚の白寿記念出版。吉原自覚は、戦前に宗教大学・大正大学の伝道学教授として活躍した人物。戦後は、善光寺の戦後復興に尽力し、東京都港区常行院の住職も兼務した。浄土宗の説教の名手として一世を風靡し、深遠な内容と朗々たる音声で、多くの聴衆を魅了した。また、椎尾弁匡主催の共生会の創立にもかかわり、現在に至る「共生の思想」の源流を造った一人である。吉原自覚は、平成2年3月30日に、百三歳で遷化した。


2.宇高良哲・吉原浩人編『甲斐善光寺文書』(近世寺院史料叢書五) 東洋文化出版 1986.12 定価5,800円+税(A5判)

善光寺に所蔵される古文書を翻刻したもの。善光寺創建の事情から、中世にさかのぼるものは少ないが、武田信玄朱印状・豊臣秀吉朱印状などは、貴重なものである。近世文書として、各種許状のほか、『善光寺記録』四巻、『善光寺古記』一巻、『定額山善光寺記録』一巻、『甲斐善光寺縁起』四巻など、善光寺史研究に欠かせない書物が収載されている。


3.清雲俊元監修『甲斐百八霊場』 テレビ山梨 2000.8 定価1,800円+税(新書版)

甲斐百八霊場は、テレビ山梨が昭和55年に制定したもので、甲斐善光寺はその第一番札所。本書は、そのすべての寺院を網羅している。豊富な写真、わかりやすい歴史解説に加え、詳しい地図が収められており、霊場巡礼に必携のガイドブックとなっている。


4.吉原浩人編『《燈籠佛》の研究』 至文堂 2000.11 定価2,667円+税(A5判)

平成12年秋に御開扉した、一寸八分の秘佛《燈籠佛》についての、初めての本格的研究書。《燈籠佛》とは、江戸初期から明治はじめに至るまで、熱狂的な信仰を博した霊仏で、嘉永元年(1848)には上京して、孝明天皇の宮中において開扉したとの記録も残っている。明治6年に県令によって礼拝を禁止されてから、約百三十年間住職以外ほとんど誰も拝んだことがなかった。本書では、宗教史・美術史・近世文学・近世史の第一線の研究者が、各側面から研究を進めている。


5.吉原浩人『ものがたり 甲斐善光寺』 戎光祥出版 2003.4 定価500円+税(文庫版)

善光寺の豊富な縁起・歴史・伝説を、物語形式でやさしく紹介した入門書。巻末に「善光寺の指定文化財」「善光寺周辺の史蹟案内を」附し、境内・周辺地図も収載した。文庫版の本書を片手に、境内や周辺の歴史散歩を楽しんでいただけるよう、配慮している。平成15年春の御本尊御開帳に合わせて出版された。

6.清雲俊元ほか著『甲斐 善光寺』〜山梨歴史美術シリーズ3〜 山梨歴史美術研究会 2009.3.31

山梨歴史美術研究会が発行している美術シリーズで「放光寺」「恵林寺」に続く第3弾。
平成21年4月からの御開帳に合わせて発行された。
本書は、あらためて撮影した写真を使用し、執筆者に専門家の先生方をお迎えして今までにない甲斐善光寺を紹介するものである。